2013.3.12～メルマガ第30号～

【今回のお題：管理費を下げたい その前に（管理組合の合意形成で必要なこと）】

平成２２年９月にテレビ東京系列｢ガイアの夜明け｣に取り上げて頂いた直後、
当社には最大瞬間風速的にものすごい数のお問い合わせが殺到しました。

※ガイアの夜明けに出ました！のページはこちら
https://e-sumigokochi.com/article/13796049.html

テレビ番組では管理費が下がることが大きく取り上げられていて、
多くのマンション住民の方が

｢コストはこんなに下がるんだ｣

という見方になって電話をされたのだと思います。

しかし意外と思われるかもしれませんが、テレビ放映直後にあった
｢管理費を下げたい｣というお問い合わせは、全部仕事に結びついていません。

全部、です。

○管理費を下げるのは簡単。でも｢なぜ？｣が抜けると上手くいかない

テレビで放映されたのは｢管理費を下げる｣という｢手段｣です。

｢手段｣を見て、｢コンサルして欲しい｣という心理になるのは
よくわかります。

しかし

｢なぜ、それをする必要があるのか｣
｢それをする目的はなにか？｣

が明確でないと、お問い合わせされた方は良いですが、
事情を知らない多くの組合員（マンション住民）には唐突過ぎて、
良かれと思って提案したものが却ってまとまらないことのほうが
むしろ多いものです。

多くのマンション理事（長）が失敗するのは、
自分が勉強して得られた知識を他の理事へ伝えるとき、
そして多くのマンション住民へ伝えるときです。

結局マンション管理組合の運営は一人ではできません。
多くの住民の理解がなくては、何もなし得ないのです。

このコラムのタイトルは｢管理費を下げたい その前に｣としましたが、
これから皆様が自宅のマンション管理組合で管理費に限らず新しいことに
チャレンジする時に必ず必要な

｢合意形成｣の必要性と醸成の方法

について、わかりやすく記していきます。

次回からご期待下さい。

以上、肝機能障害になって｢無調整豆乳｣が美味しいと感じるようになった深山でした！

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