「誠実とちょっぴり素朴さが売り」のマンション管理士、植田耕司です!!
今回のお題は「伝える!広報とは???」
理事会から区分所有者へお知らせを伝える手段として、広報があります。
管理組合によって広報のレベルが様々で、
ただワードに文字を打って作成したものから、
イラストレーター等のプロが使うもので作成し、
そのままお金になるくらいの完成度のものまで様々です。
どの広報にも共通して言えるのが「居住者に伝える」ということです。
「伝える」ということは、ただ文章にすればよいものではなく、
そこには「文章の作り方」、「色」、「デザイン」が絡み合っています。
弊社においても顧問先の理事会で理事会広報の作成のお手伝いをさせて
いただいていますが、今回はその広報作成にあたり
3点アドバイスをさせていただければと思います。
①文章の作り方
『文章は「難しい言葉」を使わない』
難しい言葉やカタカナ言葉は、理解が難しいばかりでなく、
読むことに体力を使い、結果として読む気力を奪う恐れがあります。
出来る限り、難しい言葉を避けることをオススメします。
小学生にも分かる文章が理想です。
②色
『色使いは3色まで』
広報を作成していくと目立たせたいがために、
ついつい様々な色を使いたくなるものです。
様々な色を多用すると、もっとも伝えたい箇所がボヤけてしまい
伝わらなくなってしまいますので、多くても3色までに止めておくことを
オススメします。
③デザイン
『ユニバーサルデザインを心がける』
広報には大抵ひな形があり、基本的に期が変わっても
そのひな形を使って継続して発行していくのが多いですが、
特別なスキルを必要とした、こだわりすぎたひな形デザインにしてしまうと
その期にあたった広報担当者への引き継ぎが大変になります。
そうならないためにも、できるかぎり簡単に作成できて
広報として目立つようなひな形デザインを作成することを
オススメします。
※ユニバーサルデザインとは?(Wikipediaより)
老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる
施設・製品・情報の設計(デザイン)をいいます。
以上、「月に一回激辛つけ麺が食べたくなる病」にかかっている、植田がお伝えしました!