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日常補修への対応、見積について

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「こんにちは。新しいもの好き!」のマンション管理士、小泉和也です!!

 

今回のお題は日常補修への対応、見積について」

 

今日は管理会社から提出される建物・設備の補修見積りについて
どんな点に目を光らせると良いかについて簡単にご紹介します。

家電製品や衣料用品、食料品などと異なり、
建物や設備の維持管理に関する補修方法や価格情報は
インターネットが普及した昨今においてもあまり知られていません。

物件毎に規模や性質(構造、機能etc)が大きく異なるため、
補修方法や価格について一概に物差しをおけないというのが
主な理由に挙げられそうです。

さて、建物や設備に不具合が生じた場合、マンション管理会社が
異常を察知し、補修に関する見積り資料を提出してくれることが一般的ですが、
マンション管理に精通した我々コンサルタントであっても、修繕技術スタッフの協力なくして
妥当性を確認することは容易ではありません。

そのうえで、皆さまはどのような対応すべきか
検討すべき事項を以下に挙げてみます。

①見積の内訳(単価、箇所数、備考欄etc)を確認する

マンションで登場する補修見積りの中には、「○○補修一式」とのみ記載され、
合計金額が記されているものが少なくありません。
補修価格を構成する大切な根拠となりますので、もし詳しい記載が見積書になければ、
工事会社や管理会社に詳しい内訳の記載を求めましょう。

②不具合が発生した原因をきちんと確認する

ごく当たり前のことですが、せっかく補修を行なっても、
すぐに再発しては意味がないだけでなく、それだけ出費が増えます。

建物や不具合が発生すると、見積書だけが提出され、
不具合の詳しい状況について報告書が提出されないケースも
稀にありますので、きちんと原因を確認したうえで、見積書に記載された
方法が正しいか確認を行ないましょう。

③他社に相見積りを依頼する。

①②を調べた上で、内容に疑いがあれば、これら情報をもとに思い切って
他社から相見積りを取ってみましょう。

全く異なる(実は正しい)補修方法や金額の提示を受けることも
しばしばあります。

④コンサルタント(マンション管理士)と契約を結び、都度レポートを受ける

弊社の営業のようで恐縮ですが、上記①~③の作業を、お仕事の傍ら理事(長)の
皆さんが担当するのは決して楽なことではありません。
普段のお仕事で疲れているので、ストレスも溜まるでしょう。

妥当な買い物(正しい補修方法、金額)を行なうために、有料のコンサルタントに
助言を依頼すると、かえってコストが増えてしまう気もしますが、
100戸以上のマンションであれば、仮にコンサルタント料が発生しても、
十分にコストを回収できているケースが大半です。(おつりが出るくらいです)

補修の見積りを巡って苦労が絶えないマンションでは、
他社を含め我々のようなコンサルタントを採用することも
1つの方法と言えるでしょう。

①~④まで非常にシンプルな事をお伝えしましたが、
一見複雑に思える事象でも、①~③のステップで紐解いていくと
思ったよりも簡単に解決に近づくことができます。

ぜひお試しください。

以上、修繕担当のマンション管理士 小泉和也でした。

 

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