私は人の話を聴くことが好きです。
マンション管理士としてカウンセリング的・コンサルティング的な仕事柄
というのもありますが、その人の考え方やルーツを詳しく知ることで
勉強になるし、刺激にもなるので、どんどん聴きたくなるのです。
長時間話しを伺うことも苦になりません。
一方で、私は
自分のことを簡潔に話す(伝える)のは苦手です。
自分自身のことを聞かれたときに、答えがなかなか出てこなかったり、
本来の想いとずれたチグハグな回答をしてしまったりと、どうもうまくいかないのです。
これは合コンに行ってももてないタイプです。
さて、自分のことを簡潔に話す(伝える)のが苦手な理由を考えると、
①いつも聴き役が多いので、ふと自分のことを聞かれたときに
いつでも明快に話す準備が整っていない
②どんな些細な質問にも
『正確に答えなければならない』というプチ強迫観念みたいなものが働いてしまう
(血液型の本によると、私と同じ様な捉え方をする人はAB型に多いそうです)
例えば、知り合いからあいさつ程度に「調子はどう?」と
聞かれたとき、普通の人は大体うまく行ってれば
「ボチボチうまくいってますよ」とか
「何とかやってますよ」って軽く返していると思います。
あいさつですから。
ところが自分の場合、同じ「調子はどう?」に対し次のように考えてしまうのです。
・9割5分うまくいってても、残り5分のうまくいってない部分も説明しなければ自分の調子が伝わらない
・調子とは、自分の健康かビジネスか家庭のことか、、、何の部分を指して「うまく行っているのか」を
回答すれば伝わるだろうか
なので、気軽に「元気?」と聞かれても、難しい顔して少し間があるのが私です。
人に詳しく聴いてしまう反動で、自分のこともなるべく詳しく正確に伝えようと
するんですね。
やや面倒な性格だな、自分は。