9月14日の「ガイアの夜明け」に出演させて頂いて以来、
今日まで実に多くのご連絡を頂きました。
お客様からのお問い合わせはもちろんのこと、
実家、兄弟、友人、知人、サラリーマン時代の同僚、、、
昨日、新卒で入社した不動産仲介業時代の
先輩から電話が入りました。
「おぉ深山、元気か?」
「なんだおまえ、有名人になったみたいだな、聞いたぞ」
私が22歳で社会人として右も左もわからなかった頃の
一番初めの先輩です。
売り上げが全社で常にトップクラスの、まさに売れる営業マンです。
私はその先輩に対して反発ばかりしていました。
何も知らないのに「自分はできるはずだ!」と言うことを聞かず、
結局1年目は同期の中で最低の成績。
結局最後まで先輩のアドバイスを心から受け入れず、
うだつが上がらないまま転職しました。
「なんでマンション管理業界なんて底辺みたいなところへ行くんだ?」
「そんな中途半端じゃどこ行っても通用しないぞ」
よく言われたものです。
くっそー見返したやるぞ!という強い想いもあり、
今に至っています。
でも、今の立場になって、失敗と苦労を重ねてきて、
今更ながらに先輩のアドバイスの意味が染みてくるのです。
あのアドバイスには「愛情」がこもっていたんだな。
僕のことを真剣に想ってくれてたんだな。
プロの仕事を教えてくださってたんだな。
電話口の向こうからちょっと酔っ払った声で
「お前はたいしたもんだ、反抗し続けて自分の想いを貫いたんだからな」
「これからも頑張れ」
最高の誉め言葉に熱いものが、、、
若いときはなかなかわからない「先輩の愛情」。
10年経ってようやくかみ締め、ただ感謝、感謝です。