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2009.10.12

小規模マンションと財政問題

小規模マンションで起こりがちな財政破綻(修繕積立金不足)は、管理組合にどのような影響を及ぼすでしょうか?

1.物理的な問題(建物・設備の劣化)

建物・設備は当然ながら時間と共に劣化していきます。劣化した建物・設備は一定時期ごとに更生(修繕)・更新(交換)していくことで、寿命を延ばすことができます。

しかし、この修繕や交換を実施する予算がないとなると、劣化したまま放置しなければなりません。

そろそろ修繕(交換)時期であるにも関わらず放置しておくと、ますます劣化を早めるばかりか、対応が手遅れ(低寿命化)になります。

この劣化進行は、見た目で見える部分(人間で言えば「肌荒れなど」)と目に見えない部分(病気など)があり、この目に見えない部分の劣化が進行していきます。

ところが、建物・設備に詳しくない多くの管理組合員には、この建物・設備の劣化が実感できないため、例えば漏水やエレベーター故障など、自分の身に具体的な影響がない限りは気付きにくいものです。

気付いた時には手が付けられない(または回復に莫大な治療費=修繕積立金がかかる)ため、修繕積立金は予防保全的にストックしたいものです。

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