昨日は朝日新聞の取材協力に応じ3時間話してきました。
騒音やペットに関するトラブル、管理組合コミュニケーションについての話がメインで、聞き上手の記者さんにやられました(笑)
年明けの誌面にコメントが少し載るようです。
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ところで、今年も残すところ1週間。
今年は特に後半の半年が早かった。
さて、、、ちょっと振り返るのは早いですが、今年は「目に見える形」での成果がほとんどなかった一年で、傍目から見ると「あの人何やってたんだ!?」と映ったでしょう(笑)
自身、前半の6ヶ月はマンション管理士としての、「既存業務における限界」の壁にぶち当たった期間でした。
それは、言葉を言い換えれば、
「多くの管理組合(または多くの管理に関心の薄い区分所有者)にとって、マンション管理士とは『空気』のようなもの」
つまりあってもなくても変わらないもの、であったと言うことです。
お客様の視点にフォーカスを当てて初めて興味関心を持ってもらえるのに、そのお客さまはフォーカスを管理に当てていない。管理は多くのマンション住人の中で優先順位のとても下のカテゴリーである。
マンションは数あまたあれど、必要とする「お客様」はほとんどいない、シャッター通り商店街に店を出し、悩み続けた時期でした。
前からわかっていたことを身をもって体験した、とも言えます。
この既存業務で自分を磨いても、これは独り相撲であることにようやく気づきました。やはり壁は必要だったのです。
そして後半の6ヶ月。
来年以降に繋がる、実りのあまりにも多すぎる期間を過ごすことができました。
マンション管理士のノウハウを活かして、今までとまったく異なるビジネスへと展開できる可能性を見出しました。
ひとつは「コンセプトマンション企画(竣工時からプロの管理士がノウハウを提供する仕組み)」
もうひとつは、「管理士のノウハウを個人客に提供するサービス(バルコニーガーデニングや中古マンション購入前アドバイス等)」
マンション管理士=既存マンションの管理組合のみがお客様と思っていましたが、お客様は自分で作れるものだと言うことに気付きました。
そして何よりあり難いのは、これら新たなビジネスイメージを具現化するための具体的な立ち上げノウハウを提供してくれるメンターとの出会い。
夢に数字を入れるという、言葉では単純でも実行の難しいプロセス。
この半年間で、それまでの自分には『壁』だったものを、いくつも乗り越えてきた気がします。その実感がないところが凄い(自分で言えるのも凄い)
来年は期待してください、とは言いません。
来年に向けて、自分に期待しています。思いっきり期待しています。
では皆様良いお年を!!!