どこのマンションに行っても「残念だなぁ」と思うことがあります。
それは、「管理人の制服がいかにも作業員風」であることです。
ほとんどの管理会社は管理人の仕事(清掃や巡回点検)を意識し、機能性を重視しているため、作業着スタイルが定着しています。特にビルメンテナンス業界にも近いた業界であり、管理員=清掃員の服装となっています。
この点で、管理会社は本当にセンスがないと感じます。
もっとおしゃれな制服にできないのか?
管理人は作業員である一方、マンションの景色でもないのか?
管理人が作業着を着ることで、清掃員の意識を植え付けていないか?
例えばハワイのホテルに行くと、アロハシャツに短パンのスタッフが荷物を運んでくれます。
バリ島のリゾートホテルに行けば、島の民族衣装をまとったスタッフが廊下を清掃しています。
スターバックスコーヒーに行けば、ロゴの入った緑のエプロンを着こなすスタッフがコーヒーを淹れてくれます。
そこで働くスタッフは、その施設の「顔・イメージ・景色の一部」だと私は考えます。
いかにも作業員風の作業服を着る必要は必ずしもありません。名札をつけていれば識別できます。
また、数十人~数百人規模の工場であれば、全員が真っ白な作業着で統一することで規律や統一感、清潔感が生まれますが、マンション管理人は基本的に一人、多くても数人での勤務ですから、制服を統一する必要もありません。
管理人は現場作業員であると同時に、外来者から見れば「マンションの顔」であることを意識し、管理会社はマンションの雰囲気に合わせて柔軟な対応をしてもらいたいものです。
マンション管理士事務所(メルすみごこち事務所)
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