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2007.05.31

マンション共用部分 損害保険の裏側(3)

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 共用部分にかける損害保険について、殆どのマンション管理組合では、管理会社が代理店となって提案してくる商品をそのまま受け入れるケースが90パーセント以上と見ています。
 ところでいままで多くのマンション保険を見てきて、管理組合がノーチェックのまま加入した損害保険には、2つの「ミス」が見受けられます。
 その「ミス」を簡単に書いてみると、、、

1)保険商品そのもの
 築年数の経過したマンションで、分譲当時にかけていた古い保険商品をそのまま数十年継続していることが結構あります。旧サービス、旧料金のまま支払い続けているために、今では当たり前のようについている特約条項がついていなかったり、無駄に高止まりしているケースがあります。

2)数字
 ここでいう「数字」とは、実に様々な数字を指します。
 例えば保険料算定の根拠となる「共用部分の面積」や「機械設備の内容や台数」「築年数」「階数」と言った基本情報から、「付保割合(※)」「一事故当たり最大保険金額」と言った条件に至るまで、単なる間違いから設計ミスまで含めると、かなりの割合で不適切な保険を目にします。

 そして、上記1)2)に該当するミスを犯しながら平気で提案してくる管理会社は、当然として「損害保険代理店」としての力量にも?がつきます。 

 ここで言う「力量」とは、いざ事故があった場合、迅速な事務処理ができ、適切な保険金を保険会社から引き出す能力を言います。 
 特に中小の管理会社では、社内に損害保険専門の部署がなく、また損害保険資格者はいてもマンションに関する専門知識や事故対応経験がないため、十分なサポートが受けられないことが往々にしてあります。 
 逆に言えば、小規模な管理会社でも保険に強ければ「少数精鋭」という推測が可能です。

 
※マンションの再調達価額(補償の対象となるマンションと同等の建物を新たに建築(購入)するために必要な金額)に対する保険金額の割合のこと。


マンション管理士事務所(メルすみごこち事務所)    
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