前回記事(私が考える副理事長のイメージ(1))で、
「理事会役員メンバー全体」を見渡し、
「理事長とのコンビネーション(相性)」を考え、
求められるものを持っている人が副理事長に適任であり、理事会のバランス次第で副理事長の適任者イメージが変わる、と書きました。
では、上記を具体的に言いますと、
1)理事会メンバー全員がおとなしく積極性に欠ける場合、パワフルで明るく問題提起できる人が副理事長に適任ですし、
2)逆にメンバーの多くが活発的で、ややもするとイケイケになりそうな雰囲気であれば、行動した場合のリスクについて一石を投じることができる人(何でも反対する人は×)が適任になります。
また理事長との関係でも、
3)理事長がリーダーシップを取れる人の場合、脇役としてスピーディに動き、実務を支えられる人が適任ですし、
4)おとなしく冷静な人が理事長であれば、積極的に問題提起し理事会を盛り上げることのできる人が副理事長に良いでしょう。
とにかく全体の(または理事長との)バランスを見て、副理事長を選出することが重要です。
例えて言うならば、天秤の片方に載っている「おもり」(理事会役員全体や理事長)を見て、それに見合った「副理事長」という「おもり」を反対側の天秤に載せ、「理事会」という器のバランスを保つことを意識して、副理事長という役職を考えていただきたいと思います。
それが理事会が1年間充実し、無事に大役を果たすことのできるポイントのひとつとなります。
このような考え方は何も管理組合(理事会)運営に限ったことではなく、会社などの組織運営も同じようなものでしょう。
※多くのマンション(特に小規模マンション)では、「そんな適材適所に人材を配置するのはムリ」「役員が少なく無理がある」と思うかもしれませんが、上記に少しでも近づけた人選をするだけで、あみだくじで役員を抽選するよりは格段の差がでますのでお勧めします。
ところで、実は上記の例外として、ある意味「副理事長に適任な人材」がいます。
それは、、、
(次回に続く)
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