以前のブログで、
マンション居住者間の騒音トラブルの原因は、「相手に対する無知」が相手の出す音をネガティブに捉えてしまうためであり、対策として居住者同士のコミュニケーション作りが有効である
と書きました。
(ブログ記事「マンションと居住者間トラブル(騒音)1」へリンク)
我が家もマンション暮らしですので、近隣コミュニケーションの重要性はよくわかります。そこで我が家ではどのようなお付き合いをしてきたのか、感想も含めて書いてみます。
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私達夫婦は6年前に、当時で築10年強の中古マンションを購入し、引っ越してきました。当然「新参者」です。
当時の私は26歳、マンション居住者の平均年齢は築年数や竣工時期(バブルの真っ最中)から考えて、50歳代前後と想定します。
親子程に年齢差がありますから、やはり礼儀は欠かしてはならないと考え、自宅の周辺8世帯と管理員へお菓子を持参し挨拶回りしました。
その際、
・我が家は(当時)二人家族で共働きであること
・昼間はいないことが多いこと
・帰宅時間が遅く風呂が深夜になる可能性があること
以上を説明しました。
先にこちらの事情を正直に話してしまうと、皆さんが気持ちよく受け入れてくれるばかりか、
・子供がやんちゃでドタバタするかもしれない
・子供がピアノを弾くので響くかもしれない
・こちらも夜にシャワーを使うことがある
などと話してくれ、家庭環境がわかったり「お互い様」の雰囲気が産まれたりしました。
ここで気持ちが楽になったことを思い出します。
それ以降は、我が家に何かある度に、なるべく近隣を回ることにしています。
例えば、
・旅行に行った際にちょっとしたお土産を持っていく
・子供の出産前に「しばらくは夜泣きがあると思います、気になったら連絡くださいね」と事前にお詫びする
・出産後に「妻と子供が実家から帰ってきました、これからも宜しくお願いします」と挨拶する
などです。
ちょっとした顔つなぎになりますし、子供の出産の時は皆さんから「子供は泣くのが当たり前」「うちも産まれたときは大変だった」「気にしないで」「男の子?女の子?名前は??」などと温かく受け入れてくれました。
また、マンション管理士でありながら恥ずかしいのですが、入居当初から数回、マンション暮らしに慣れてないために近隣へ迷惑をかけたことがありました。
・下の方へはステレオの大音量と浴室清掃時の水が吹き抜け窓から下へ伝ったこと
・隣の方へは我が家の亀(当時)がベランダの仕切り板をくぐり隣へ行ってしまったこと(笑)
そのときもすぐに菓子折りを持ってお詫びにあがりました。
こんなところでしょうか?
私はなるべく、我が家の事情を先に話してしまうことを心がけています。
「まずは与えよ」です。
お菓子などを持っていくのは、ちょっとした気持ちと話題づくりです。
入居当初は意図的に動いていましたが、今では自然な気持ちで付き合えています。
そして先方からの音や振動に対しては、お互いに顔や事情をだいたい知っているので、「全く」気になりません。
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やはり、マンションの近隣付き合いはコミュニケーション作りが大切だと強く感じます。
これから引っ越す方、また現在近隣と揉めている方、フローリングの遮音性能などの数値よりも「アナログ」的な要素を意識してください。
まずは隣のドアをノックしてみませんか?
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