昨日(8月22日)午後10時30分からのNHK情報エンターテイメント
「プライスの謎」…
マンションの価格はこうして決まる…
では、今までは中古マンションの値付けについて、「近隣マンションの取引事例」が大きな参考となる、と言っていましたね。
それが、今後は「みらいネット」の出現で、マンション管理組合の実力(番組では「管理力」と言っていました。)が価格を左右する(購入予定者の重要な判断要素となる)と示していました。
私も全く同様に考えますし、本来そうあるべきと強く思います。
私は5年前まで、大手マンション仲介会社で数多くのマンションを取り扱いましたが、そのときはまだ立地条件や築年数で価格が決まり、また購入予定者も同様の視点で中古マンションを見ていました。それに疑問を持ち、管理会社へ修行転職し、、、と自分の話はこの辺にしておいて(笑)
マンション管理組合の立場で見た場合、自分たちのマンションが古くなっても、また立地面で劣っていても、適正かつ積極的な運営次第では不動産としての評価にプラスの影響を与える可能性がある、そんな時代が確実に近づいています。
逆に管理組合が機能していない(無関心な組合員の多い)マンションは、建物の劣化を招き居住者同士の関係も希薄になるかトラブルが増えるなどして、最終的には周囲からの評価を下げることになるでしょう。
マンションの資産価値を上げるために、そして自分たちの住まいが「住み心地」良いものとなるように。まだまだ定着には時間がかかりそうですが、少しでもお役に立ちたいと思います。