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長期戦は百害あって一利なし

「誠実とちょっぴり素朴さが売り」のマンション管理士、植田耕司です!!

今回のお題は「長期戦は百害あって一利なし」

皆さんは孫子の兵法書を読んだことがあるでしょうか。

孫子といえば古代中国において戦に勝利するための必勝法を
書き記したことで有名な人物ですが、この人物が書き記した
兵法書は今もなお、戦の垣根を越えてビジネスや経営や様々な場面においても
利用されています。

今回は、その兵法書の中で理事会運営に役立ちそうな
箇所をご紹介したいと思います。

「長期戦は百害あって一利なし」

戦争が長引くことで兵士たちは疲れ士気が下がり、
国庫もだんだん貧しくなり、こんなときに敵に攻められたら
ひとたまりもありません。

理事会に置き換えると、長期検討事項が長期戦といえるのでないでしょうか。
長期検討になりやすいものとして建物の2年アフター問題が挙げられます。

売主との協議になるため、長期戦になりがちです。
長期戦になればなるほど、ただでさえ、面倒な検討事項であるため、
理事会役員の士気が下がってきて、理事会への参加率も下がってくる恐れがあります。

また理事会役員任期は1年から2年と限られた期間が多いため、
前の第に検討してきたことが受け継がれにくく
次の第に再度検討しなくてはならなくなったりと、ごちゃごちゃにってきます。

もし、理事会だけでは難しく長期戦になりそうであれば、
マンション管理士のような専門家を利用し、
なるべく短期間で検討事項を片付けてみるようにしてはいかがでしょうか。

以上、「最近髪型を丸刈りにイメチェンした」植田がお伝えしました!

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