当社がマンション管理コンサルタントとして顧問契約中のマンション、ブラウシア管理組合様の資産価値向上や合意形成に関する積極的な取り組みが、テレビ東京系列「ガイアの夜明け」で放映されました。
(2016年(平成28年)9月6日放映)
千葉市中心部の築12年、総戸数438戸の大規模マンションで、2010年3月に起こった東日本大震災時をきっかけに、「自分たちの資産は自分たちで積極的に守る」というコンセプトのもと、その改善・改良のプロセスについて焦点を当てた放映でした。
こちらの管理組合では、理事の任期を「1年で全員入れ替え」から「2年で半数改選」にし、さらに理事経験者をオプザーバーとして継続活用、さらに管理組合の理念やビジョン・理事会の運営指針を設けるなどして、管理組合が代替わりしても一貫性を持って継続的に運営できる仕組みづくりを行い、5年をかけて今日の状態へ導いた成功事例として取り上げられました。
ブラウシア管理組合では、理事会運営の継続性や理念・ビジョン制定を通じた一貫性ある管理組合運営を時間をかけて実現し、今では総会の出席率が非常に高く、どの議案も多くの質疑や意見を経て圧倒的な賛成多数で総会決議できるようになっています。
そして、管理組合運営の取り組みをWEBやfacebookの作成・更新で外部へ発信し、かつ近隣の不動産仲介業者とタイアップすることで、売買価格の平均単価を引き上げる、まさに「マンションは管理を買え」を実践した事例です。
上の画像はブラウシア管理組合の公式ホームページです。当社からメディア戦略と不動産価値向上を目的として、フェイスブックとともにサイト制作を提案し、先日ご紹介したイニシア千住曙町管理組合法人の事例と同様に、理事や有志の組合員の力で見事なページに仕上がっています。
管理組合が格付けされる時代がくれば、間違いなく近隣マンションに比べ高く売買・賃貸されるマンションになるでしょう。すでに実績ができつつ有ります。
「理事会の継続性」「管理組合運営の一貫性」そしてこれらを守り続ける組合員。良いマンションも悪いマンションも、全ては人が作っていることを示唆する放映でした。
担当マンション管理士:深山 州
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