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マンション大規模修繕を成功に導く9か条 その14

2015.9.10~メルマガ第88号~

【今号のお題:マンション大規模修繕を成功に導く9か条 その14】

◆大規模修繕工事が終わった後に必ずすべき[5つの提案]その①

多くのマンション管理組合では、大規模修繕工事の完成(竣工)で「すべてのプロジェク
トが終わった」とホッとされます。

しかし大規模修繕工事は、建物・設備は長持ちさせるためのハード面における作業でし
かありません。

工事に関わってきたあなたが本気で

・このマンションを15年、30年、50年、100年~と維持したい
・将来売却したり相続するためにも、不動産としての価値ある状態を保ちたい
・長く快適に心地良く暮らしたい

とお考えになるのであれば、

・大規模修繕工事の完了はマンションの将来に向けてのスタートを切ったところ

と考えて、次に何をなすべきかを真剣に考え、実行に移しませんか?

ここでは大規模修繕工事後に管理組合として取り組むべきことをまとめてみました。

① 大規模修繕工事を通じて醸成されつつある合意形成の維持・向上

大規模修繕工事はマンション管理組合にとっては10数年に一度のビッグプロジェクトであ
り、多くの関係者を巻き込んで長期間にわたり検討を行うこととなります。

そしてこの1~2年間の検討プロセスにおいて、通常の(大きなイベントのない)運営よりも
多くの居住者と付き合うことになります。

理事会のメンバーや修繕委員会の面々、総会や住民説明会へ参加してくれる一般の組合
員やその家族、クレームを出してくる居住者など、良くも悪くも多くの住民と深く知り合うこと
になるでしょう。

このマンション住民同士の関係性は、残念ながら大規模修繕工事の終了から徐々に薄れ
ていきます。プロジェクトを通じて生まれた絆(共通の目的…大規模修繕工事の成功…を
持った同士)が、平和の到来(大規模修繕工事の完成)と共に目的を失い、薄れていくよう
なものです。

ただでさえ関心を持ちにくい管理組合の運営であり、育ちにくい合意形成です。大規模修繕
工事をきっかけに芽生えた、居住者のマンションに対する愛着や話し合いの土壌のようなも
のを、将来に向けてなるべく維持していくことが、マンション管理組合の将来に向けて大きな
価値となります。

多くの居住者が関心と興味を持って管理組合運営に参画することがマンションの発展に好影
響を与えます。

そこで、大規模修繕工事後も多くの居住者がマンション管理組合の運営に興味・関心を持ち
続けてもらうために、次のような取り組みを継続的に行うことをお勧めします。

1)理事会活動の公開

理事会の場を公開にすることも良いですし、理事会での話し合いの内容を議事録だけでなく
「理事会ニュース」「理事会便り」「管理組合新聞」のような形で居住者へわかりやすく届ける
ことが考えられます。大規模修繕工事の後も理事会が積極的な活動していることを伝えるだ
けでも、将来における居住者間の合意形成に貢献します。

2)修繕委員会の継続

大規模修繕工事を拠り所に集まったメンバーの多くは、管理組合活動への参画意識が比較
的高いと言えます。

そこで、大規模修繕工事後について、例えばアフターサービスのチェックや長期修繕(積立金)
計画の更新検討・日常営繕(小修繕)工事の見積もり検討など、大規模修繕工事以外のハー
ド面においても、理事会の諮問機関のような形で引き続き検討してもらうことが考えられます。

これにより、理事会役員の負担が軽減されるとともに、メンバーが管理組合活動に残りつづけ
ることで、人材の確保につながります。

ただし、修繕委員会の任期が理事会役員のそれよりも長くなると、理事会以上に発言力(権力)
を持ちやすく、マンション内にダブルスタンダードができるリスクもあります。あくまで理事会の下
部組織であることを守りながら運営することが大切です。

3)住民懇親会の定期開催

大規模修繕工事をきっかけに、理事会役員や修繕委員会メンバー、一般居住者を少しでも多く
誘って、管理組合公認の懇親会を実施することで、参加者間の顔をつなぎ、関係性を維持する
ことができます。

住民間のコミュニティ醸成のために、管理組合でしっかりと予算を取り、年間行事に入れてしまう
位のイベントにしてしまうと、懇親会は将来に亘り継続します。参加者の手弁当だけでは続かな
くなります。

なお、参加者有志による懇親に管理組合の予算を使うことについて多少の異論はでてきますが、
「組織は人なり」「管理組合運営の良し悪しは人と人とのつながりにあり」「合意形成・活性化の
ための投資」と堂々と予算を取って良い、というのが当社の基本的な考え方です。

(次号に続く)

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