2013.1.15~メルマガ第26号~
【今回のお題:設計監理者と施工業者との馴れ合いや癒着を防ぐにはどうすれば良い?】
残念ながら設計監理者と施工業者(修繕工事に材料メーカー含む)との馴れ合いや
癒着を100%防ぐことは困難ですが、当社サービスでもある
「セカンドオピニオン(管理組合アドバイザー)業務」で実践しているやり方を
以下に記します。
1)設計監理者の選定基準を厳しくする
例えば、
・過去の大規模修繕工事実績に施工業者名を出させる
・特定の施工業者との癒着・馴れ合いの噂のある会社を選定しない
・見積単価(人工と言います)が著しく安いところ(人工15,000円~20,000円)は
採用しない
→安い単価の分、施工業者からマージンをもらい帳尻を合わせていると容易に想定できます。
・見積に当たり施工会社と名目如何を問わず一切の便益供与などを受けず、
違反した場合は受け取った報酬全額を返金する旨の誓約書を提出させる
2)設計監理者に施工業者の選定を依頼しない
設計事務所(一級建築士)の技術は買うけれど、施工業者の選定は
管理組合が独自に行うことで、工事費コストと品質のより正しい選定が
可能となります。
当社ではこれらの支援として「セカンドオピニオン業務」
(理事会・修繕委員会のアドバイザー)を行っていますが、
これは管理組合の利益(修繕積立金)を守るための一つの方法だと
確信しています。
(次号へ続く)
※セカンドオピニオン業務とは?
http://e-sumigokochi.net/category/1571438.html
※設計監理業務をはじめました!
http://e-sumigokochi.net/category/1571440.html
以上「男の料理(あんかけ野菜ごった煮)作りにはまっている☆」深山州でした!