2015.1.13~メルマガ第73号~
【今号のお題:マンションのコミュニティは
「人間関係に手間がかけられるか」で成熟するかが決まる】
◆コミュニティの心地よさは、原則として
「構成する人達の良くしたい想い×人間関係の手間暇への労力」の掛け算で決まる
◆構成する人達の「心地よくしたい想い」がないと、そもそもコミュニティを創る意味がない。
→想いを持った人の絶対数ではなく、想いを持った人の割合が重要である。
◆人間関係の手間暇への労力をかけず、
イベント技術に走ると、コミュニティは形骸化し、成熟しないどころか衰退する
◆コミュニティの構成人数が多いと、
コミュニティへ積極的に参加する人の割合が相対的に減り、コミュニティは低下する
◆フラット型コミュニティであるマンションコミュニティにおいては、
人間関係に手間暇を惜しまない「世話焼き」と「執行するリーダー」がコミュニティを支える
◆コミュニティは外部者によってもたらされるものではない
→管理会社が提案する「コミュニティ支援」とは、人とカネの物量でイベント提供することを意味することが多い。
一時的に盛り上がらせることはできるが、コミュニティそのものの継続には貢献しない。
なぜなら、管理会社による支援は、コミュニティの本質である
「構成する人達の良くしたい想い×人間関係の手間暇への労力」の掛け算に入っていないからである。
どちらかに貢献し続けることによってのみ、掛け算に加えることができるのである。
◆マンションコミュニティは、あくまで構成員であるマンション住民次第なのである。
(終わり)
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以上「箱根駅伝のアナウンサーの泣かせるセリフにやられた」深山州でした!