◯人間も建物も、高齢化は怖くない
マンションも人間も、時間とともに高齢化します。
建物や設備は、時間とともに老朽化します。
これは自然の摂理ですから、大きな問題にしても仕方ありません。
適切な時期に修繕積立金を投資して、寿命を伸ばせば良いことです。
また、住民の高齢化もそれほど大きな問題ではありません。
抗っても仕方のないことです。アンチエイジングで延命が可能です。
◯一番怖いのは、◯◯と◯◯の衰え
一番怖いのは、マンション(建物や設備)の老朽化ではありません。
住民の高齢化でもありません。
「住民の『老朽化』」です。
ココロとアタマが衰えていくことがまずいのです。
ココロとアタマが老けこんだ住民ばかりのマンションで、
豊かなマンション暮らしができると思いますか?
管理組合が活性化すると思いますか?
資産価値が保てると思いますか?
若い世代が入居したいと思いますか?
管理会社がフォローしたいと思いますか?(あ、毎月委託料さえもらえれば良いと思う管理会社はいっぱいいるか!)
ココロとアタマが老けこんだ住民ばかりのマンションでは、
「横並びの村社会的な雰囲気があり」
「理事会は保守的で、新しい提案(出る杭)は打たれ」
「総会には新旧理事会役員しか出て来ない」
とマイナススパイラルに陥ります。
理事会がどんよりとした後ろ向きな雰囲気になり、課題の審議が決まらないか、保守的な方向へ決まるか、良くも悪くも管理会社の提案通りに進み、主体性など全くなくなり、どんどん廃れていくでしょう。
建物や敷地、それらから感じ取れる雰囲気を見れば、そのマンションが「住民の心と頭が衰えているのか」「住民が積極的でアンチエイジング→マンションがビンテージへ向かっているのか」がわかります。
最終的に、第三者管理(外部プロ理事長)として、マンションに「喝!」ではなく「活力」を入れさせていただくことはできますが、その前に、はマンション管理コンサルタントの立場でも管理会社の立場でも、そういうマンションに乗り込んで、僅かに残っている「心と頭の灯火」に火を灯して、キャンプファイヤーのように大きな炎に育てるプロセスを支えたい。
そう思いますし、その自信があります。
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《管理組合の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》
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