3月から顧問契約をいただいた東京・中央区のマンションの通常総会。
総会会場に15分前に着くと、理事さんと管理会社の方が会場の設営を縦長にセッティングしていたので、
「縦長はダメ。横長にしましょう」
そして
「理事会席を包み込むように両端の机を理事会側へ傾けて」
と提案し、急遽机と椅子を並べ替えていただきました。
縦長のスクール形式の配置では、主催側である理事会と参加者である組合員との距離が遠くなるからです。
理事も参加者も同じ組合員なのに、同じ距離が遠い=奥のほうは声が聞こえずらいうえに、対立構造を生みやすい。
なので、オーケストラに例えるなら、指揮者(理事会)と演奏者達(参加者)との距離が近くなるように。そして指揮者(理事会)を演奏者達(参加者)が取り囲むように、配置する。
同じ説明をしても、その「場」が悪いと、違った結果になることもあるんです。
総会こそ「場」を大切に。
理事会役員も組合員もひとつのチームになるように、準備段階から気配りを。