産声を上げたばかりの、とある築浅マンション管理組合で、
一人の「マンションを住み良いものにした!」という小さな小さな灯火が、
1→2→6→50→70→120と、大きなキャンプファイヤーになったお話を。
その理事長からお問い合わせを頂いたのは、昨年の12月。
お伺いしてみると、小さなお子さんを抱えたママさん理事長が
理事会運営に真剣に向き合い、悪戦苦闘していました。
せっかく就任したのだから、マンションを住みやすくしたい!
そう決心して臨んだ理事会でしたが、ふたを開けてみると、
・毎月支払っている修繕積立金が数年ごとに数千円ずつ
値上げすることになっているようだ。
・住民同士の交流を持ちたいが、どこから手を付けて良いかわからない
・管理会社はパートナーかと思っていたが、
親身になってくれなし、そもそも住民の気持ちを汲んでくれない
・仲間であるはずの理事が自分たちの住まいや問題に気付かず、
なかなか伝わらない
と、問題が多い反面、相談できる仲間もおらず、
途方に暮れていました。
孤軍奮闘、孤立無援、といった言葉がふさわしい状態でした。
この状態で私が初めて会ったのが2月。
そうです。
マンション管理に限らず、多くの「改革」は、「独りぼっち」から始まります。
理事長は心が折れそうで、でもせっかくの住まいを大切にしたい、
住みよいマンションにしたい、との想いだけで動かれていたように
思い出します。
何度も言います。最初は小さな灯火から。
(続く)
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マンション管理コンサルタント メルすみごこち事務所
《管理組合の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》
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