マンションの理事会役員さんから、
「そろそろ長期修繕の時期だと思うのだけど」
「長期修繕は何年目にやるものなの?」
「1回目の長期修繕はいくら位かかるの?」
といったご質問をよく頂きます。恐らく大規模修繕工事のことを「長期修繕」と間違えて話しているのだと思います。
大規模修繕とは「工事そのもの」を指します。
一方で長期修繕とは、将来的に必要な工事の計画や内容、工事見込み金額などを記し、毎月マンション組合員から徴収している修繕積立金で賄えるのか?足りないのか?を知るための「計画」です。この計画の中に「大規模修繕工事の計画」も含まれています。
「長期修繕」ときたら「計画だ!」と思い出してください。
マンション管理士(管理組合コンサルタント) メルすみごこち事務所
《管理組合の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》