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マンションの長期修繕計画とは?

マンション管理組合に必ず備えておいて頂きたい資料の一つに、

「長期修繕計画」

というものがあります。

皆さんが新築で(あるいは中古で)マンションを購入する時、
分譲主や管理会社から配付される資料の中に、この長期修繕計画が入っています。

建物・設備は人間の体と同じで、年を重ねるごとに劣化します。
遠い将来に向けて、

「何年後くらいに」
「どのあたりの部分を」
「修繕(補修や交換など)するのに」
「おおよそいくら必要か」

を示してもらうことで、マンション購入者の団体である
管理組合がどれくらいのお金(修繕積立金。マンションの貯金)を徴収する必要が
あるか、を知るためのプランが、長期修繕計画です。

マンションの長期修繕計画とは

ということで、長期修繕計画とはなんぞや?
を皆様にわかりやすくお伝えするとすれば、

「長期修繕『積立金』計画」ということになります。

多くの管理組合(理事会)の方が、

「長期修繕計画の工事内容を精密にしたい」

とお問い合わせされます。

が、「支出はあくまで予測」であり、どんなに緻密な計画を作っても、
その計画作成に莫大なお金を使っても、3年、5年、10年、20年、、、と将来の物価や
技術革新・税制等の諸事情により、どうしてもブレ幅が出てしまいます。

ですので、
「将来出費する修繕工事費を正確・緻密に知りたい」

よりも、
「概算で把握し、皆様が毎月積み立てている修繕積立金が将来足りるのか、
不足なら概ねどれくらいなのかを知りたい」

という感覚で見ていただくことが重要です。

マンション管理組合(理事会)の中には、

この長期修繕計画に則って、計画通りの時期に計画通りの工事箇所を、
計画通りの金額で行わなければならない、

との固定概念をお持ちの方も結構いますが、あくまで「ひとつのプラン」ですので
お間違いないようにしてください。

そこで、この「長期修繕計画」を見直す際には、

・工事予測の緻密を追及するあまり、一回の作成費に莫大なコストをかけるよりも、
「算定根拠のある概算予測」程度の計画を安価で作成し、
定期的にアップデート(更新)する

ほうが、「修繕積立金が足りるのかどうか」を掴む、と言う意味で
正しい考え方と言えます。

ちょっと前に、ある50世帯位のマンション管理組合が
大手の設計事務所に100万円をかけて精密な計画を作ってもらっているのを見ましたが、
完全に無駄遣いです。

マンション大規模修繕工事を成功に導く9か条とは?

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