当社を「管理会社に対する不満改善」「管理費コスト削減」「管理規約の見直し」を目的として採用されるマンション管理組合様には、大きく2タイプあります。
ひとつは、当初の目的(上記のような具体的な問題の解決)を達成して、
当社の活用を終了する。
もうひとつは、目的を達成したら、次のステップへと進むために継続採用する。
下のイメージのように、STEP①から入って、②、③へと展開するイメージです。
継続するかはお客様が決めることですので、当社にそこをとやかく言う筋合いはありません。
しかし、考えます。
マンション管理とはなんぞや。
ずっと自問自答してきました。
管理費削減だけで問題は解決したのか?
管理規約の見直しだけで住み心地は良くなるのか?
管理会社を変更したらスムーズに運営できるのか?
突き詰めていくと、
上記は手段の一つなんだな、と。
マンション管理組合に「将来目指すべきところ」「活動のよりどころ」がない以上、
手段を達成してある程度満足されるのは一般的だと思います。
そして、マンション管理会社のみならず、
マンション管理士や、管理コンサルタントが、
「その先の将来」をお客様へ描かせていない。
いや、だれもその先を描けていない。
(当社もまだまだ)
マンション管理とは、マンション経営そのもの。
経営活動を通じて、
「個々の住民の住み心地を向上させ」
「不動産としての価値を向上させる」
これがマンション管理組合の目指すべきところである、と定義づけたい。
こんな話をすると、ほとんどのマンション住民から
「へ~、わかったような、わからないような、面倒くさいような」
と言われそうですが、粘り強く訴え続けていきます。
長期的な視野で取り組みましょうよ、マンション管理。
マンション管理士(管理組合コンサルタント) メルすみごこち事務所
《管理組合の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》