「それでも僕はやってない」
という邦画がありました。電車中で痴漢したと間違われた男が、
冤罪を訴える話です。
先日、神奈川県のとあるマンション管理組合で、
大規模修繕工事コンサルティング(設計監理)のプレゼンテーションを
させていただきました。
その場で私は、
「残念ながら、世の中の大規模修繕コンサルタント(設計監理者)の多くが、
施工会社と癒着しています」
とお話ししました。
これまで、この設計事務所と施工業者との金銭を伴う癒着や馴れ合いの話しを
耳が痛くなるほど聞いてきましたし、見てきました。
自戒の念を持って当社で働いてくれる仲間の生々しい話など含めると
枚挙に暇がありません。
設計料を安くしても、安くした額以上の金額を施工会社から融通してもらって、
その施工会社は最終的に管理組合が支払う工事費を上げることで、
結局泣きを見るのは管理組合なのです。(気付いている方がどれくらいいるか)
やめましょうよ、そんなこと。
すると、プレゼンを聞いて下さったお客様から、
「ではお宅がワイロもらっていないことをどうやって証明するの?」
と質問を頂きました。
私は、
・誓約書を出している(一円でも癒着したら全額返金保証)
・会社の通帳をいつでも全部見せる用意あり
・いつでもどこでも裸になれます
といった話を自信を持ってしたところ、
・誓約書をもらったって実際に見抜けない
・会社の通帳も別口座持っていたらわからない
・裸、と言われても、、、
と(笑)。
そこで、
「それでも僕はやってない」
あとはどうなるか。ここまで言っても信じて頂けないなら、
こちらからお断りさせて頂きます。
信頼なき状態でスタートした仕事が上手くいった試しがありません。
伝わりますように。
マンション管理士(管理組合コンサルタント) メルすみごこち事務所
《管理組合の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》