私は
「わかりやすい」
ということ(言葉)がとても好きです。
人々の「?」が「!」になるのは、
「わかりにくい」ものが、「霧が晴れたように理解できた」時です。
私が自らの「?」が「!」になった初めての体験は、
中谷彰宏の本を読んだ時です。
新卒で不動産仲介業に入ったものの、社会人としての道に迷ったとき、
そしてマンション管理の世界に興味関心を持ったものの身の処し方に
迷ったとき。
あらゆる問題をわかりやすく示してくれた彼の本で、随分と救われました。
一度どこかでお会いできたらお礼を言いたいと思っているくらいです。
今でも数十冊の本を見返し、時に原点に戻るようにしています。
そして今、久々に味わっている
「?」が「!」体験は、池上彰の本です。
「池上彰と考える、仏教ってなんですか?」(飛鳥新社)
ふと手に取ったこの本は、私が葬式と墓参り以外に関わることも
意識することもない「仏教」について、非常に分かりやすく解説されています。
毎日深夜、お風呂で少しずつ読んでいます。
諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、煩悩、、、
私の師匠が言っていることが、少しずつわかってきました。
わかりやすいこの本をリラックスして読むことで、
自分の心が少しずつ静かになっていくのを感じます。
さて、この、人々の「?」を「!」になるように導くことは、
なかなか機械やコンピュータにはできません。
人々の「?」を「!」にする。
私も自分ができる範囲で「わかりやすさ」を提供し、
人々の「?」を「!」にすることで
世の中に貢献していきたいと強く思っています。
マンション管理士(管理組合コンサルタント):メルすみごこち事務所
《管理組合の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》