マンション管理組合の執行部である「理事会」。
その理事会役員同士で、いまやメールでのやり取りは日常茶飯事だと思います。
私がメールでのやり取りをし始めた7,8年前とは異なり、今では多くの方がPCや携帯電話を持ち、職場にPCが置かれ、メール環境は一般化しつつあります。
そんなメールのやり取りを理事会役員同士でしているマンションも多いのでは?
メールは便利ですが、一方で「相手の顔が見えない」ために、間違って解釈されたりネガティブに受け取られたりして、コミュニケーションが悪くなるところを沢山見てきました。
何を隠そう、私も管理会社で修行時代、メールでのやり取りが原因となって「担当者を変えて欲しい」と言われたこともありますし、顧問先の理事さんを怒らせてしまったこともあります(反省)。
人と人とのコミュニケーションでは、言葉や文章といった「言語」よりも「表情や態度」といった「非言語」が圧倒的に重要(伝わる)ことが科学的に証明されているようです。
理事会でのメール活用は、極力「報告・連絡」程度にしておき、
「相談・意見交換」は電話か皆さんが集まる理事会の場で行うのがベストですね。