マンション管理士が忘れてはいけないもの。
それは「現場」。
「現場スタッフ」
「現場スタッフの苦労」です。
週末に顧問先のタワーマンションへ。
理事会の後、昼食を挟んで管理組合と管理会社、私の10名程で会議を行いました。
この会議メンバーの中に、管理員・警備員・コンシェルジュの各リーダーにも加わってもらい、現場運営状況をヒアリング。
数字では決して現れることのない「現場の苦労」を彼らから聞かせてもらって、参加したメンバーは認識を新たにしました。
そして私自身も現場の重要性を再確認させられました。感謝の気持ちを持たなければならない、と恥ずかしながら思い返しています。
管理会社(フロントマン)時代に管理員と汗を流しながらマンションの現場を語り合ったり共同作業したりが当たり前で、毎日管理員・清掃員に感謝して仕事をしていたのに、コンサルタントという立場が長くなった結果、現場の大切さを忘れていました。
どんな立場になっても、とんなに年齢を重ねても、マンションを黙って支えてくれる現場スタッフに感謝し、敬意を表さなければなりません。
恥ずかしながら、自戒の念を込めて。