先日、静岡県のとあるマンション管理組合へ、通常総会出席してきました。
管理組合の理事会顧問契約ではなく、外部理事に就任する議案のためです。
区分所有者から一通りの質疑の後、賛成多数で可決されました。
他の議案も質疑はあったものの、滞りなく進み全議案が可決され、2時間の総会は無事に終了しました。出席した組合員から拍手があり、関わっていて気持ちの良い通常総会でした。
ところでその総会が終わり、参加者が椅子やテーブルの片づけをしているとき、私は見ました。
理事長と副理事長が固い握手をしているのを。
しかも、「がっちり」と。
後で二人に聞いたのですが、
今までは殆どの区分所有者がマンション管理に無関心で、一部の区分所有者が反対の為の反対を唱えるために、マンションを良くするための様々な取組みを実施するのに多くの苦労を重ねてきた歴史があったようです。
そして今回の総会のように議案がすべて反対な区可決されたことと、気持ちよく終ることができたことが嬉しかったことをはなしてくれました。
あのときの握手は、どちらからともなく、いや双方から自然に手が伸びたような感じでした。腕に筋肉は張っていたでしょう。力強く握り合っていました。
一部の熱心で問題意識の高い理事が動き出し、マンション管理の改革が始まります。
住み心地と資産価値向上の貴重な第一歩です。
何事も、YES WE CAN! ですね。
私もモチベーションが上がってきました。
こちらのマンション管理組合でお役に立たない訳には行きません。