「バルコニーからマンション管理を見るポイント」シリーズに引き続き、
「専用庭からマンション管理を見るポイント」として、簡単に4つほど掲載していきます。
マンションの専用庭からは、各世帯の生活の様子がうっすらと見えてきます。その世帯の集合体であるマンション管理組合の全体像も見えてきます。
前にも書きましたが、私は前々職の不動産仲介業時代、中古マンション購入予定者を案内する前に、案内予定のマンションを下見し、外からバルコニーや専用庭を見て、そのお客様の「イメージ」に合っているかをチェックしたものでした。
これから中古マンションを購入する方には是非、マンション選びのポイントの一つとして、専用庭を「外から」眺めることをお勧めします。
また、現にマンションに住んでいる管理組合の方は、自宅のマンションが外からこう見られているんだ、と思い、何かの参考にしていただければと思います。
ポイント(1)
庭の中の芝生・植物
「専用庭」と名前がついている以上、そこは庭です。庭=グリーンと容易に想像がつくと思います。
分譲当時は緑一面の芝が植えられていたものが、雑草が生え芝が侵食されたり、芝が枯れて地面が露出しているところを多く見かけます。
土壌や水はけ・日当たりが悪かったりと、芝生が育たない理由は多くありますが、適切なメンテナンスをしていないのも大きな理由です。
マンション管理会社に敷地内の植栽作業を委託する場合、専用庭内の作業はしてくれません。専用庭はあくまで各区分所有者が主体的に管理する場所だからです。
また、実務上も、
・居住者が在宅しないと立ち入れないことと
・室内を通らなければならないこと
・居住者が後から植えた植物などと見分けがつかなくなること
などの理由により、多くの管理会社は専用庭内の作業に消極的です。
従って、専用庭の維持メンテナンスは各部屋の区分所有者が行うことになります。
まめに手入れをするのが好きな家庭で、「専用庭があるから1階を購入した」という方なら、キレイでおしゃれな庭になるのですが、ただの雑草地へと変わり果てるところも多く見てきました。
ご存知の通り、雑草は生命力が強く生長も早いため、こまめに処理しなければなりません。また雑草地には昆虫が発生し、近隣が虫嫌いだとちょっとしたトラブルになることがありますので、十分に注意してくださいね。
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