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2006.04.21

初心忘れるべからず

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 4月19日に子供が産まれて、ふと家族の将来を考えていたら、若いときのことを思い出しました。(若いと言っても4年前)



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 前職の管理会社時代、フロントマンとして十数件のマンションを担当していました。
 当時から私は「大規模修繕や原状回復は当然であり、これからは美観にお金をかけたり居住者同士がマンション生活を楽しめるようなことに投資するようなアドバイスを管理会社はすべき」と考えていました。
 たまたま担当していたのが東急田園都市線沿線の割と高級なマンションであり、居住者のそういった意識がある程度あったので理解もあったと思います。
 
 クリスマスツリーは3m以上もある生イチイの木を導入したり、発光ダイオードの豆電球をいち早く取り入れたり、、、「皆さん、もっとマンション生活を楽しみ、人に自慢できるようなマンションにしましょう」と当時20代の私は人生経験豊富な理事会役員を相手に生意気に、でも生き生きと発言していたように思い返します。
 
 しかし、当時は管理会社の一社員であり、保守的な業界風土に合わないこともあり、自分の考え方を維持することが社内であまり受け入れられないような気がしていました。あまり奇抜なことを考え付くと、上司から待ったがかかります。私は仲間の考え方や対応スピードにストレスを抱え始めました。

 そんなある日、私はとある提案の是非について、当時の上司である支店長と口論になりました。

 支店長は「そんな提案したらうちらの仕事が増え負担が増す。やめてくれ」と言って譲りませんでした。

 私は段々と熱くなり、ついに声を上げてしまいました。
 

 「冗談じゃない、あなたはマンション居住者のことを考えているのですか!会社の利益のみを追求していませんか!」


 言ってしまいました。
 (あんなに怒ったことは過去にも今にもありません。)


 しかし1時間議論しても平行線のまま。

 結局この場は自分の提案を引っ込め、以後マンションに持っていくことはしませんでしたが、このとき私は思いました。


管理会社にいては自分の個性が殺される。
もう管理会社での修行期間は終わりにしよう。
これからは居住者の立場で自分の想いを堂々と伝えられる側に立とう。



この数ヵ月後、コンサルティング業に身を移し今に至っています。



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 今、現在も当時と気持ちは変わっていないことを再確認しました。

 自分が関わったマンションは住み心地を向上させたい。男性だけでなく家に長くいる女性やお年よりも管理組合活動に参加しやすいように敷居を下げよう。居住者が自分達のマンションに関心を持ち、真剣なだけでなく楽しみながら維持向上に努める雰囲気を作り出し、住み心地良く人に自慢できるようなマンションになるようサポートしていこう。


 たまに振り替える機会がないと、初心を忘れがちになります。
子供ができてふと考えることができました。生後たった2日の子供から得るものがありました。感謝、感謝です。

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