コラム

【管理組合Q&A(2):管理会社フロントマンが若くて心配? その2 】

2013.9.24~メルマガ第43号~

 【今回のお題:管理組合Q&A(2):管理会社フロントマンが若くて心配?その2】

 

マンション管理についてお客様からのご質問と、その回答について、
皆様が知りたいものを厳選してQ&Aの形で公開させて頂きます。

Q:管理会社のフロントマンが若くて心配です。(その2)
  
お世話になっております。
現在、管理会社の変更を検討しており、最終的に3社から1社を
選定することになりました。

選定の比較条件として、フロント担当者の良し悪しを入れていますが、
ある管理会社が予定しているフロント担当者が20代とあまりに若く、
ちゃんと担当してもらえるか?が、心配です。
  
フロント担当者の、年齢や経験年数は判断材料としなくても
良いものでしょうか?

A:ベテラン担当者の良し悪しを考える

前回コラムでは、若いフロント担当者の課題を
『経験不足』と『人事異動』
期待できる点を
『柔軟性と吸収力』『ネットリテラシーとスピード感』
そして
『素直さ』『モチベーションの高さ』『会社のバックアップ』で考える
も見逃せない要素、と書きました。

ではベテランのフロント担当者の良し悪しはどうでしょうか?

◆ベテラン担当者の良さは【とにかく経験】

まずベテランの定義を
【年齢的にベテラン+若くても5年以上務めていればベテラン】
とします。

ここで言う経験とは、

【仕事の経験】と【人生経験】が言えると思います。
マンション管理組合の支援といっても、
法務・会計・修繕・保険・コミュニティ・総会運営、、、と
かなり範囲が広く、広く浅く理解しておく必要があります。

やはりそれなりの経験年数は無駄ではありません。

また人生経験があれば、管理委託契約書に記載のない
【理事会内部や居住者間の人間関係の調整=合意形成】
にも貢献してくれる可能性があります。

◆ベテラン担当者の課題は【経験があること】

経験があることは、良さでもあり、リスクでもあります。
・自分は過去に〇〇を提案してうまくいった、、、
という成功経験が、他のマンションで即通用するとは限りません。
しかし、ベテラン担当者の中には、自分の中の成功体験をそのまま
別のマンションに適用しようとする方が多いです。

マンション管理業は
【ルーチン(定型)業務を以下にミスなく効率的に遂行するか】
が、経営的にも、個人の時間管理的にも、大切になってきます。

経験豊富になればなるほど、過去の経験を拠り所に効率よく
進めるのは当然のことですが、個々のマンションの事情に合わせて
考えることまで奪ってしまうリスクは非常に高くなります。

それがスピード感の欠如につながることも考えられます。

◆もう一つの課題、それは【専門業者との癒着可能性】

マンション管理業界に長くいると、当然ながら様々な専門業者との関係も強くなります。
例えば修繕工事業者としては、
【管理組合へ工事提案したい】
と思っても、直接管理組合とパイプを持つことは困難です。
管理会社、特にフロント担当者と関係を持つことで、
修繕工事を安定的に受注することができるようになります。

その見返りとして、管理組合の見えない所でフロント担当者へ
バックマージンが入ることは十分考えられます。
バックマージンの分だけ工事費そのものが上がってしまっては、
管理組合としてメリットがなくなります。

これはマンション管理会社に限らずどこの業界でもあることですが、
経験が長いから全て良い、ということではありません。

◆結局は【キャリアよりも人次第】

管理会社のフロント担当者として【若い・ベテラン】のどちらが良いか、
という問いに対しては、【人そのもの】を見極めることが一番、ということですね。

個人的には、マンション管理業界の活性化のために、
【若くて、荒削りでもモチベーションのある担当者を捕まえて、お客様が育てる】
位の気持ちで考えていただきたい、と思う次第です。

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・管理会社との関係を見直ししたい!

とお悩みの方は気軽にご相談下さい。

http://e-sumigokochi.com/category/1263073.html

以上「『管理会社のことを書いたけれど、マンション管理士も同じ』と思い直した」深山でした!

 

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