コラム

マンション大規模修繕は春工事?(2)

HP 257マンション管理コンサルタントの深山です。

東京都内北部の大規模マンションで、1回目の大規模修繕工事前の建物診断と修繕設計のお仕事を頂き、その下打ち合わせ時に委員さんから、

「工事は春か秋の2回しかないの?」

との質問に対し、

・時期はそれほど気にしなくて良い
・むしろ気にしないほうが有利になることもある

前回ブログで書きました。

2014-07-25-18-49-01マンション修繕業界では、大規模修繕工事の時期を

・春(2月頃から6月頃まで)
・秋(8月頃から12月頃まで)

のいずれかの時期に行うのが望ましい、と説明しています。

なぜ?

私がマンション管理業界に来た2001年頃から、大規模修繕工事は「春工事」と「秋工事」といわれてきました。
正確に言うと「教育」されてきました。

先輩や技術者から教えられた理由は、

・お盆(8月)と年末年始(12月末~1月上旬)に足場があると
 留守宅が増えるこの期間に防犯上のリスクが高くなる

・お盆(8月)と年末年始(12月末~1月上旬)は
 暑過ぎて(寒すぎて)塗料が乗らない

・お盆(8月)と年末年始(12月末~1月上旬)に
 エアコンが使えないと居住者の生活に支障を来たす

このような理由で、春か秋が良い

というものです。

なぜ??

                  

・足場があることによる防犯上のリスク

 →すでに夏季や年末年始に集中して留守にする時代は終わりました。
   休暇は分散され、それほど帰省率は高まっていません。
   むしろ、世帯主が60歳にもなれば、盆暮には子供たちがマンションに
   戻ってくるのです。

   また足場の防犯体制も充実しています。

・お盆(8月)と年末年始(12月末~1月上旬)は
 暑過ぎて(寒すぎて)塗料が乗らない

 →技術の進歩により、劣悪な環境に耐えうる塗料が一般化しています。
  また、そもそも地球環境が変わり、7月も9月も10月でも猛暑日はありますし、
  12月や2月も1月に劣らず寒いですよね。

・お盆(8月)と年末年始(12月末~1月上旬)に
 エアコンが使えないと生活に支障を来たす

→夏場のエアコンなしは確かに厳しいですが、
 上述のように7月や9月、10月だってエアコンが必要な日はいくらでもあります。
 

理由を一つずつ考えると、なぜ春工事・秋工事と固定化したがるのか
とても不思議だと思いませんか?。

(続く)

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