コラム

マンションの直結給水方式 2

マンションの給水方式変更って、
とても面倒で敷居が高そうに見えますが、そんなことはありません。

とても簡単なのです。

以下、皆さんが「大変そう」と思われるポイントとその回答です。

1)技術的に大変なのでは?
⇒自分たち管理組合員だけでやろうとすると大変ですが、プロに頼むのが一番です。

ではプロって誰?ですが、一番は管理会社、信頼できなければ自治体(例:横浜市)の指定水道工事業者が一番手っ取り早いです。
インターネットでいくらでも検索できますし調査も無料です。
工事の際の水道局への申請や工事の工程作成などもすべてやってくれます。
2)他の居住者へうまく説明できない
⇒管理会社が入ってくれれば住民へ説明してくれると思いますが、直接水道業者へ依頼する場合、業者のほとんどが社長も含めて「職人」のため、居住者への説明が上手くない可能性が高いです。

この場合は自分たちで翻訳(笑)して説明するか、私たちのようなマンション管理士に通訳を依頼すれば良いです。
3)直結給水方式のメリットがよくわからない
⇒ほとんどの場合、メリットは大ですが、居住者へ上手に説明できないと反対されてしまいます。
直結給水方式のメリットは、、、

○受水槽や高架水槽・ポンプが不要となるため、これらの保守・清掃費用が削減できる。
⇒管理費会計の管理費削減になります。

○受水槽や高架水槽・ポンプが不要となるため、これらの交換費用が不要となる。
⇒長期修繕計画上から工事予定がなくなり、修繕積立金の節約になります。

○受水槽が敷地内に設置されている場合は、その撤去により土地が有効活用できる。
⇒自転車置き場、駐車場、トランクルーム、植栽地などなど、、、夢が膨らみます。
⇒撤去費用はかかるので、お金がないなら使わないまま放置しておいても良いです。

○水道水が受水槽・高架水槽を経由しなくなるため水がクリーンな状態で供給される。

一方、直結給水方式に切り替えるデメリットは、、、

○停電した場合に「水瓶役」であった受水槽・高架水槽がないために、即断水となる。
⇒これは一戸建てでも同じですし、最近は昔に比べ停電することはほとんどありません。

一番大切なのは、このメリットとデメリットを「数字」でわかりやすく比較した表を作ることです。

直結給水工事にはお金がかかりますが、何年後に「元が取れて」10年後、20年後、30年度にいくらの節約効果が生まれるのかを明確にする必要があります。

これらの説明がわかりやすくできれば、もう怖いものはありません。

逆に、こららの説明(資料作り)が困難であれば、それこそ我々のようなマンション管理士等に手伝ってもらえれば(そのコストも含めた費用対効果を算出すれば良い)易々とクリアできるでしょう。

直結給水方式への変更。
皆さんにはぜひご検討いただきたい改良工事です。

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