コラム

「絶対に」を唯一使う場面とは

私は、「絶対に」という言葉を使うことはほとんどありません。

世の中に「絶対」はありえないと考えるからです。

人に「絶対に」と言われると「絶対なんてことはない」とあまのじゃくになる性格もあるのでしょう。


 


しかし私も「絶対に」という言葉を多用する時があります。


それは、悩める理事さんを励まし、背中を押す時です。


 


昨日、NPO集住センターさんのサポートで台東区のセミナーに。グループ相談会の相談員なるものを初めてお受けしました。


熱心な管理組合理事さんが10名ほど私を囲み、短い時間の中で質問に答えていきます。


皆さんとても熱心で、かなり盛り上がりました。


そのなかの一人、とても「熱い」40代位の元理事の女性は、管理会社の不正に不満を持ちながらもほとんどの組合員が無関心で、どうしたら良いか行き詰っている様子。


「ねえねえ管理士さん、うちは一体どうすれば良いの?」と体ごと詰め寄ってきます(笑、すごい迫力でした。熱い理事さんに共通)。


とても相談会の時間では対応しきれず、終わった後で長い立ち話に。


 


彼女の「ねぇどうすれば良いの?管理士さん!いろんな管理士さんに聞いても答えが返ってこなかったり机上の空論だったりで、もうどうすれば良いの??私今までこうやってあぁやって、、、でも駄目だったんですよ!」


この不満と愚痴と絶望感が入り混じった迫力あるトークに私が後ずさって(笑)いると、女性の後ろに3名のおとなしい男女が。


聞くと、今回のセミナーに無理やり!?連れてきた同じ居住者なのですが、他の理事を含めた居住者が無関心な中で、この女性に共感している組合員でした。


 


この時、


「なんだ、あなた一人じゃなく、これだけ共感してくれる仲間がいるのなら、あなたの正しい考えは具現化できますよ、絶対にできます!大丈夫!!


と、力を込めて「絶対」というフレーズを使います。


 


 


「絶対」という言葉は、悩める理事さんを励まし勇気付け、自信と冷静さを回復してもらうための「魔法の言葉」なのです。


 


 


『色々と悩んで行き詰っていたけど、管理士さんに『絶対にいける』と言われて安心した。頑張れば何とかいけるんじゃないかしら?何だか元気が出てきた。よ~しやるぞ!』


と背中を押してあげることはマンション管理士のプライスレスな仕事です。


 


しかも、この「絶対に大丈夫!」という励ましは、熱い理事さんに私の「こうすればうまくいく」という具体的なアドバイスをスッと受け入れてもらうためにも必要です。


「私の味方のマンション管理士のアドバイスなのだから漏らさず聞きたい」と前向きに受け止めて頂くためにも、「絶対に」は必要なフレーズなのです。


 


 


「絶対に」
悩める真剣な理事さんのための、とても大切なフレーズです。


 


※もちろん、具体的なアドバイスなしに「絶対に」と励ましてはいけません。単なる煽りです(笑)



マンション管理士 メルすみごこち事務所

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