コラム

マンション管理士が活躍できない理由2

4.もうひとつの原因は「管理組合の成人病体質

 

マンション管理士がここまで伸び悩むもう一つの理由として私が実感しているのは、

 

お客様である管理組合に「問題意識がほとんどない」ことです。

 

 

悩まなければ相談しない。

これ、当たり前のことですよね。

 

マンション管理は、自分たち所有者が関心を持たなくても「建物が急に崩れる」ことはありません。

建物の劣化と異なり、自分たちが抱えている問題は「潜在化」していて、表面に出てきにくいのです。

 

暴飲暴食・不規則な生活を続けていても、20~30代ではほとんど症状ににでません。しかしそれは潜伏期間のようなものであり、40~50代になると一気に顕在化し、気が付いたときには病院通いとなるか突然倒れる人もいるでしょう。

 

 

マンション管理も同じです。

築10年位までは建物も劣化せず見た目もきれいなままで、「管理組合運営という名の食事」も管理会社がカロリー計算せずせっせと提供してくれるため、管理組合は無関心でも表面上は問題がありません。

しかし15年が経過し、建物や居住者間コミュニティーが劣化し、修繕積立金が足りなくなって初めて慌てるのです。

 

それでもマンションの場合、所有者が多少お金を持っていれば「マンションを売却する」という手段で成人病から脱出することができるのです。

 

残された所有者はハードもソフトもボロボロのまま、行政が主催の無料相談会でようやく助けを求めるような現実があります。

 

 

ほとんどの所有者(組合員)は自宅マンションのマンション管理に無関心であり、そもそもマンション管理士との接点がないのです。

 

 

近くて遠いお客様、それがマンション管理士にとっての管理組合ではないでしょうか?

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