コラム

我がマンションの植栽が育たない!(2)

2013.10.22~メルマガ第45号~

 

 【今回のお題:我がマンションの植栽が育たない!(2)

 

 

植栽の種類と剪定の仕方でわかる『昭和の庭、平成ガーデン』

 

 植栽にも流行があるようです。

 

なにもマンションに限ったことではありませんが、

昭和の時代に建ったマンションと平成築(ここ15年位でしょうか)の

マンションの植栽とでは、その雰囲気が全く異なります。

 

マンションが『古く/新しく見える』理由として、建物そのものの外観だけでなく、

 

『植栽の雰囲気が昭和風か平成風か』だと感じます。

 

  

・昭和と平成の植栽の違いは、『床屋でバリカンか美容院でハサミか』

 

昭和の植栽、特に低木や生垣には、ツツジやツゲが使われることが多いです。

『安くて丈夫』なのが理由ですが、公園や緑道など、全国至るところに

植えられていて、かなり見慣れています。

 

これら丈夫な植物を、『カッチリ、バッサリ』と刈り込みます。

機械を使って『四角く、真っ直ぐに、均一に』剪定されるわけです。

まさに床屋でバリカンです。

 

そして一列に整然と配置します。

 

低木や生垣がきっちりと刈られた外観を見ると、

昭和の庭だな、、と感じるのは私だけでしょうか?

  

 

 ・平成ガーデンは、『樹木の自然な成長をそのままに』

 

最近はマンションデベロッパーが植栽を一気に平成風にしています。

 

建物と植栽のデザインは、マンションのパンフレットやカタログを

眺めると、トレンドが良くわかります。

植栽は購入を喚起する重要なイメージとなります。

 

平成に入ってからのマンション植栽は、

 

『とにかく洋風に、個々の植物の樹形をなるべく生かして』

『画一的に刈り込むよりも、一本いっぽんの枝を切り落として整え』

『足元は柔らかく』演出されます。

 

敷地の広い大規模マンションでは、植栽を大きな売りにしているところも

出始めています。環境・エコ・自然回帰など、時代の流れも手伝って

植栽をアピールすれば人の目を引きやすい時代になってきた、といえます。

 

 

 ・最も気に入っている植栽『ハイビャクシン類』

 

さて、ツツジなどの一般的な低木は、市場に出回りすぎて新鮮さがないことや、

上述のようにカッチリ刈られるイメージが昭和の庭をイメージしてしまいます。

 

そして、少しずつ成長して背丈が伸びてくると、地面付近が幹だけになり

地肌が見え、スカスカと寂しくなります。

頭隠して尻隠さず、でしょうか。

 

そこで低木(地被類)としておすすめなのが、

ハイビャクシン類』です。

 

 ひとことで言いますと、

  

「コニファーを横倒しし、地面を這わせたような植物」

  

です。

 

(ハイビャクシン類を写した写真はこちら!)

http://sumigokochinikki.livedoor.biz/archives/52516262.html

 

 マンションの基本コンセプトは「洋風」ですので、ハイビャクシン類はぴったりです。

緑の絨毯がフカフカ、、、毛並み(葉並み!?)が良く、風で少しだけそよぐ姿がまた感動ものです。

 

アイビーなどのツタ類やツゲ・ツツジ・アベリアなどの低木類も悪くないのですが、

どこのマンションにもあるので面白みがありません。

 

ハイビャクシン、マンションの植栽として、今でも変わらずお勧めのグランドカバーです。

 

 

  ・植栽は与えられたものではない。改良を!

 
植栽は新築時にデベロッパーによって計画され、その後管理会社による画一的な保守が行われて

今日に至ったいるところが多いですが、あくまでマンション住民のための庭です。樹木です。

 

建物を大規模修繕工事でリニューアルしたら、植栽にもお金をかけて

美しさを回復しませんか?

 

 

次回から、マンション管理組合での植栽改善・改良事例を出していきます。

 

 (次号へ続く)

 

 ★マンション植栽の改善コンサルティング業務とは?

http://e-sumigokochi.com/category/1263079.html 


以上「IPhone5sに買い換えて、同期できずとまどう」深山州でした!

 

 

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