コラム

大規模マンションやタワーマンションで清掃を改善したい!

2016.4.7~メルマガ第101号~

[今号のお題:大規模マンションやタワーマンションで清掃を改善したい!]

◆大規模マンションやタワーマンションで清掃を改善したい!

特に都心のタワーマンションや大規模マンションで、居住者から必ずといってよい程に話題となるのが、

・清掃が汚い

というものです。
マンションが高級であればあるほど、クレームになりやすいのが清掃です。

◆マンションで清掃がクレームになりやすい理由とは?

・あまりにもグレーが多すぎる「清掃の仕様」
マンション管理業界では、清掃の仕様 = 国土交通省が例示する「標準管理委託契約書」に準拠した内容を提案しますが、この標準~の内容にグレーな部分がかなり多いため、これに準拠すると同然ながらグレーが多くなります。

グレーが多くなる、ということは、それだけ現場スタッフの能力とモチベーションに依存する、ということです。
能力とやる気のある清掃スタッフがたまたまマンションに配属された結果、清掃の満足度があがることが往々にしてありますが、大規模なマンションの場合、清掃スタッフは複数名となりますので、スタッフによって出るムラが目立ち、クレームとなるケースが増えます。

・管理組合が指摘しないとなかなか出てこない「課題点」
管理会社から清掃に関する改善・改良提案がでてくることはほとんどありません。この理由には大きく3つの理由の一つまたは複数が考えられます。

①清掃スタッフが清掃を「単純作業の繰り返し」と捉えてしまい、会社として清潔さに対するアンテナを張っていない
②管理会社に清掃のノウハウが乏しく、清掃業務を協力業者へ再委託(丸投げ)しており依存している
③清掃の改善提案(有償提案)を出すことを躊躇する
④業界全体として、清掃のセンスや感度が低い

◆マンション管理業界が学ぶべきは「美しさ・快適さの継続・向上への貢献」

管理業界は、清掃を「掃除」と捉えるために、掃除の仕様や「仕様の箇所をやった・やらない」がでてきます。でも、清掃を「美しさや居住者の快適性の継続・向上に貢献する」と考えることで、仕様以外の気づきや発想に知恵を絞るようになり、観察力が増し、改善・改良提案につながります。

また、清掃の発注者である管理組合としても、ただクレームを出すだけではなく、どのレベルを求めているのかを明確にして養成する必要があります。

特に、都心のタワーマンションや大規模マンションなどは、ホテルライクでワンランク上の暮らしの一部として清掃が占めるウエイトは大きく、また清掃に投資できる予算があります。

◆どうやって清掃を改善させるか

単に清掃の仕様を細かくしたり、厳しく注文するだけでは、一時的に清掃が改善しても、すぐ元に戻ってしまいます。より良い清掃を実現するための方法を、次回お話しします。

(続く)

以上「テッセンのお掃除劇場(新幹線の車内清掃)がヒント」とつぶやく、深山 州のコラムでした!

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