コラム

マンション大規模修繕を成功に導く9か条 その15

2015.9.24~メルマガ第89号~

【今号のお題:マンション大規模修繕を成功に導く9か条 その15】

今回のメルマガコラム『多くを語らず?』は、
[マンション大規模修繕工事を成功に導く9か条]の続きをお届けします。

 

◆大規模修繕工事が終わった後に必ずすべき[5つの提案]その②

多くのマンション管理組合では、大規模修繕工事の完成(竣工)で「すべてのプロジェクトが終わった」とホッとされますが、

・このマンションを15年、30年、50年、100年~と維持したい
・将来売却したり相続するためにも、不動産としての価値ある状態を保ちたい
・長く快適に心地良く暮らしたい

と思いませんか?

大規模修繕工事後に管理組合として取り組むべきことを、前回に引き続き考えてみます。なお、前回は、大規模修繕工事を通じて醸成されつつある合意形成の維持・向上でしたね。

 

[工事後の経過観察やアフターチェック体制の構築]

大規模修繕工事の完成は、同時に「10数年後に予定される次の大規模修繕工事に向けた劣化のスタート」とも私は考えています。良質な修繕工事ができた後も適切なメンテナンスやアフターフォローがあるからこそ、マンションを30年、50年、100年~と長くもたせることができるようになります。そこで、将来における建物の維持という観点で、次の2点について検討することをお勧めします。

1)工事箇所を経過観察する

修繕工事箇所がどのように劣化し、後述のアフターサービス対応につながるのか、補修工事を行う必要があるのかについて、定点観測を行うことで予防的な対策を講じることができ、それだけ建物の長寿命化に貢献します。なお、定期的な点検という意味は、管理会社による目視点検があります。これは大手・中堅の管理会社の多くが実施しており、年1回程度、技術員による外観目視により建物の不具合を見るものです。
これは「大規模修繕工事の実施箇所を定点観測する」ものではないのでご注意ください。

2)アフターサービスを逃さない体制づくり

施工業者のほとんどが「工事に関するアフターサービス保証」を付けます。工事後、修繕部位によって1年~最長10年間にわたり、不具合があった場合に無償で補修対応するものです。ただ、施工業者が毎年確認に来てくれるわけではありません。基本的には管理組合が自発的にチェックするか、不具合が起きてから施工業者へ申告することとなります。また、設計監理者も同様に、1年後点検には立ち会うものの、それ以降は「何かあったら呼んでください」程度のスタンスのところがほとんどです。
アフターサービス対応を依頼できたはずなのに、その時の理事会に知識がなく管理組合が負担してしまった、といった「もったいない」を避けてくださいね。

 

 

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以上「家の近くにカーシェア発見でクルマを3台持っている気分」の深山州でした!

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